入会案内 セキィリティポリシー リンク お問い合せ ENGLISH
日本照明家協会雑誌
次号のお知らせ
2017年12月号
No.570
表紙画像
詳細はこちら
バックナンバー







SSL グローバルサインのサイトシール

若者が夢を紡ぐ 仕事として


会長2017.jpg







公益社団法人
日本照明家協会
  会長 沢田 祐二










 
 今年はどんな年になるのだろうか? 3 . 11 東日本大震災以降我が国には自然災害、異常気象が頻繁に発生し各地に多くの被害をもたらしています。日々の生活にも危険と隣り合わせの毎日です。被災地の方々には心よりお見舞い申し上げますと共に何が起きても慌てない危機管理の意識を徹底しなければと思います。
 さて私達の公益社団法人日本照明家協会の定款(第 2章)に{目的及び事業}として「第 4条(目的)舞台及びテレビジョンの映像の照明に関する研究並びに知識の交換の促進に務め、照明家の資質と技術の向上の普及を図り(後略)」と書かれています。私はその{目的及び事業}達成の為に協会活動の「活性化」を目指し「会員目線」での協会運営を続けてきましたがまだまだ道半ばの感は免れません。これからも更なる「活性化」が必要です。それを進めていくためには会員とのコミュニケーションのツールを確立し情報の共有化を計ることが大切だと考えます。その為協会誌の新年号からページ数を増やし「事務局レポート」の充実、更にホームページの充実も併せて進めていきます。それぞれの「事業内容を充実」させ誰もが参加し易くしたい。例えば協会の目玉事業の一つである「顕彰制度」(照明家協会大賞・文部科学大臣賞)では会員が応募し易くなるよう手続が簡略化されています。「全国テレビ・舞台技術者会議」も各支部の会員が参加し易くなるよう支部の開催を多くしています。テレビ技術者会議では一昨年は高松、昨年は大坂、本年は東京、以降再び支部開催を予定しています。舞台技術者会議は東京以外に「地域舞台技術者会議」を県庁所在地で 5カ所程を予定しています。内容も全照明家の問題として捉えるべき[LED]を中心としています。
 地域の「活性化」への考え方として、我が国はそれぞれ地域に、伝統、風土に魅力と独自性があります。各支部は本部と連携を取りながら、その独自性に根ざした活動を行っています。
 昨年 6月「次世代育成委員会」が発足しました。照明をやりたいという若者が少なく将来が心配だと言う声を多く聞きます。若者にとって照明は魅力が無くなってしまったのか、若者の夢を紡ぐ職業として照明は存在し得ないのか。なんとか若者に「ものつくりの魅力」「照明って素晴らしい」と感じてもらう努力が必要です。
 照明を含む舞台技術者の専門性検討委員会も発足して 2年が経ちました。参加する各団体が足並みを揃えつつあります。今年こそ羽ばたけることを願っています。  
 私達は照明を職業とする「照明家」の集団です。照明家は個人の資格で誰もが参加出来るし、誰もが参加してもらいたいと思っています。しかし主に大都市に於ける照明家はその仕事の多様性から言って例えば東京では協会員の倍以上の非協会員の人達が照明の仕事に携っています。彼らが安心して仕事が出来るのも戦後の混乱から立ち上がり貧しい中から,「照明の仕事場」を求めてきた多くの先輩達の働きがあったからこそ、そして照明家協会を結成して照明家としてその地位を獲得したからこそです。確かに我々は時代と共にあらねばなりません。いまや IT革命の流れのなか過去の技術や考えは捨て去られようとしています。ですが、文化芸術に於ける照明の仕事の本質はどんな時代でも変わりません。協会は照明の本質を守り、変革すべき所は変革し次の時代に伝えて行くことだと考えて居ます。
 全ての照明家と一体感をもって日本の文化芸術の高揚に寄与しなければなりません。皆様の御協力をお願い致します。
ページの先頭へ