ニューヨークエッセイ
第87回アカデミー賞授賞式のテレビ中継の中で、昨年11月にアカデミー名誉賞を受賞された宮崎駿監督の受賞スピーチの一部が放映されました。「紙と鉛筆とフィルムの、最後の時代50年に、私が付き合えたことだと思います。」という監督の日本語が聞こえたとき、私が今なにに対してもがいているのかがはっきりしました。変わっていく時代の中で、私は紙と鉛筆をどのように生かすべきなのか自分なりの答えを探っていたのです。すべてがデジタル化しつつある仕事環境の変化に、照明家はどのように向き合っていくのがよいのか考えてみました。
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