ニューヨークエッセイ
なぜ素晴らしい舞踊は観客の心を揺さぶり涙を誘うのか。今年3月に開催されたジュリアード・スクールの舞踊レパートリー公演にて、久しぶりにその感覚を抱きました。舞踊部門に在学中の大学1年生から4年生の生徒約72名が課された演目は、20世紀の西洋舞踊を代表する振付師のうちの3名、ポール・テイラー、ジェローム・ロビンズとユリ・キリアンの代表作です。才能と努力の賜物であるジュリアードのダンサー達が歴史に残る名作をあたかも初演のような興奮で魅せる公演に、私はアシスタント照明スーパーバイザーとして参加しました。
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