ニューヨークエッセイ
ニューヨークの冬が寒いのは今に始まったことではないので、十分寒さに備えているはずですが、最低気温が摂氏マイナス20度、最高気温も氷点下だった週末は、湯舟と洗濯機がつながれている配水管が氷り、排水が流れなくなりました。知り合いに「どうしよう!」と相談したら、そんなときは気温が上がるのを待つしか手立てがなく、配水管業者を呼んでも現状は何も変わらずに訪問費用を請求されるだけ、と彼女は言います。結局、その知り合いの言う通り、気長に暖かくなる日を待っていたら、その3日後には春のような陽気が訪れ、あっというまに氷は解けて流れていきました。その数日後から数カ月間家を離れることになっていたので、氷ったことにより体積が増え配水管にヒビが入っていたら厄介だなぁと心配でしたが、何事もなかったようで一安心です。