ロンドンエッセイ
今まで知り合いになった舞台照明家と建築照明家、総勢50人近く(半分・半分)とお話をしてきて気づいたことがあります。舞台照明家は建築照明を毛嫌い、または『一緒にしないでくれ』感を醸し出す人が多く、建築照明家は舞台照明を敬う傾向が高いことに気づき始めました。それは、斬新で繊細な照明デザインは、劇場内だからこそ作れるものだし、複雑なシーンやタイミングの作り込みは、照明を扱うプロの中で、舞台照明家が断トツ優れているからです。そして舞台照明家は、3次元、4次元の空間と時間の捉え方、感覚が研ぎ澄まされている(人が多い)からではないでしょうか。
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