2020年6月1日
公益社団法人 日本照明家協会 関西支部
支部長 浜野 眞治
ご挨拶
この度、岸本支部長の後任として公益社団法人日本照明家協会関西支部長を拝命致しました浜野と申します。
新型コロナウイルスの影響もあり、書面でのご挨拶となりますことをご容赦ください。
先日、緊急事態宣言が解除にはなりましたが、関係各方面の皆様の経済的な打撃と共に様々な状況に追い込まれている現状を、心よりお見舞い申し上げます。
平穏な日常を一日でも早く取り戻し、皆様の事業が元通りになることを願ってやみません。
関西支部でも昨年度の様々な支部事業の中止、延期が相次ぎ、今年度の計画も慎重に構えざるを得ない状況です。緊急事態宣言が解除された今も第2波の脅威とは隣り合わせで、出口は全く見えていません。また、行動変容「新しい生活様式」は我々の常識が根底から覆される事でもあり、社会経済の再開が確立されるには程遠いと思われます。
今年度の関西支部はそんな中での船出となりました。
活動方針の中でも「再生」という項目を挙げさせて頂いております。少しでも照明業界・協会員の皆様のお役に立てることがございましたら、最大限の努力をさせていただきます。まずは元 通りの生活に戻す事。そこから再び立ち上がる事が出来る様に「コロナに負けない関西支部」を皆様と共に作り上げ、この荒波を乗り切りたいと思っております。
どうぞお力をお貸しいただけます様によろしくお願い致します
また、新型コロナウイルスとは共存、長い付き合い(闘い)になるとも言われ、今後の備えも必須です。何が起きてもおかしくない状況ですが、皆様のご健康をお祈りしつつご挨拶に代えさせて頂きたいと存じます。
本年度目標
〈再生〉
新型コロナウイルスの感染拡大により、奪われた数々の現場・経済的損失など照明業界全体の実情を協会として文化庁・政府に訴え続け、早期に業界の事業再生を実現できるべく可能な対策を講じて参ります。困難な状況の中で私達照明家協会の責務は何か、改めて会員一人一人の存在意義を力に変えて再生を目指したいと思います。
〈賛助会員・協賛団体との連携〉
数々の支部事業で培った賛助会員の皆様・協賛団体の皆様との連携をさらに深め、新たに異業種方々とも様々な情報を共有できる機会を増やし、支部主催の事業に若い世代を含む方々に積極的に参加していただけるよう促したいと考えます。
〈協会員の増強〉
関西支部会員の減少と高齢化は今後の運営にも影響を与えかねない危機的な状況にあると言えます。現場には多くの若いスタッフがいる一方で協会員としての若い世代は少数です。
この状況の打破は協会内部の意見集約だけでは解決に至らず、幅広い世代の意見を取り込む事が不可欠であると考えます。その意見を元に事業に生かせる環境を創る事が大切です。
新たな思考を柔軟に取り入れる事で既成概念を変えて行くタイミングでもあると思います。そして、何よりも「協会員ファースト」である事を改めて認識して行きたいと思います。