2025年7⽉26⽇〜28⽇に⾹川県⾼松市・サンポートホール⾼松において「第49回全国⾼等学校総合⽂化祭 かがわ総⽂祭 2025 演劇部門(第71回全国⾼等学校演劇⼤会・指導者講習会)」が開催されました。
同会場において、7⽉24⽇〜28⽇に⾏われた「舞台技術創造講習会」に⽇本舞台美術家協会、⽇本舞台⾳響家協会、⽇本舞台監督協会からの講師とともに、当協会から次世代育成委員会・乳原が参加しました。
例年、講習会は全国から集まった⽣徒や顧問の先⽣⽅に、舞台美術・照明・⾳響の仕事を実践的に体感してもらえる場となっています。今回は⾹川県の 2校の参加⽣徒が出演者、舞台美術、照明、⾳響の各セクションに分かれて作品作りを⾏いました。
第49回全国⾼等学校総合⽂化祭 かがわ総⽂祭 2025
第71回全国⾼等学校演劇⼤会(⾹川⼤会)
第71回全国⾼等学校演劇指導者講習会
期間:令和7年7⽉26⽇〜7⽉28⽇
会場:⾹川県⾼松市 サンポートホール⾼松
作品製作期間:7⽉24⽇〜7⽉27日
上演会:7⽉28⽇
会場:サンポートホール⾼松 第1⼩ホール
上演作品:上⽥美和(⿅児島県⽴屋久島⾼等学校元演劇部顧問) 作 「ラースヴェト〜夜明け前〜」
講師⼀覧(敬称略)
前⽇同様に第1⼩ホールはライブビューイング会場
素明かりでの本番上演 各班⽣徒が参加しての完成バージョン本番上演
講習会には丸⻲⾼校・⾼松⼯芸⾼校の演劇部員の他にオブザーバーとして四国学院⼤学演劇部の皆さんが参加されました。
準備や仕込みはもとより、本番の調光操作も⾼校⽣の手で⾏ってもらいました。最初はぎこちかった調光操作も、稽古を重ねるうちに⾳楽やセリフに合わせられるようになり、本番では見事な仕上がりとなりました。
講習会の照明プラン解説では、劇場設備や紗幕の効果を明かり作りを交えて実演。質疑応答においては参加者の照明に関する質問が多く、関心の高さが伺えました。
上演会来場者も交えたバックステージ見学では、作り上げられた舞台の裏側を見て回りながら、カラーフィルターやエフェクトマシンについて、また照明プランと舞台美術・演出との関わり⽅についての質問などがありました。
今回の開催にあたり、サンポートホール⾼松舞台管理グループ、四国舞台テレビ照明株式会社の皆様のご協⼒に深く感謝申し上げます。
来年度の総⽂祭は秋⽥県で開催され、演劇部門⼤会は 7⽉30 ⽇〜8⽉1⽇に⼤館市ほくしか⿅鳴ホールにて予定されています。