

公益社団法人 日本照明家協会 会長
林 光政
新年、あけましておめでとうございます。
会員、賛助会員の各社の皆さまにおかれましては、日頃より多大なるご協力ご支援をいただいておりますこと感謝いたします。 皆さまにとって2026年が良い年になりますことお祈り申し上げます。
昨年の巻頭言に記しましたそれぞれの改革は着実に良い変化をもたらしております。以下に進捗状況を列挙させていただきます。
1. 2025年6月の総会にて定款の改定が承認され、 協会の運営体制を大きく変革していくことが可能になりました。定款の改定にあたり正会員の皆さまにご理解とご協力をいただき誠にありがとうございました。
定款の改定が承認されたことにより、理事20名以上25名以内であったものが理事 20 名以上 40 名以内に改定されました。今後より多くの若い世代にも運営に携わっていただき、より幅広く会員の意見を反映した協会運営を行うことが、協会の発展につながると考えます。
2. 技能認定制度に関しては次世代に継承できる制度とするべく関連団体とのつながりを含めて積極的な改革に取り組んでおります。
今年度から一級技能認定試験の前段にあたる「舞台・テレビジョン照明のための公開講座(中央講座)」の実施方法を受講者の予定に合わせてフレキシブルに受講できるようリモートでの実施と大きく舵を切りました。
日々アップデートされる「作業における安全性の確保とその対応」と「最新の照明技術」を中央講座・地域講座・技能認定制度に幅広く生かすことを目的にこれからも努めて参ります。
3. 協会賞に関しては、より広く作品を募り活性化を図ることで照明家のモチベーションアップにつなげるため、協会賞運用規程および舞台部門、テレビ部門のそれぞれの実施要綱細則の変更を行いました。
舞台部門は・演劇・音楽・舞踊・コンサート・その他の 5分野別に応募・審査され、 各分野の最も優れた作品に優秀賞が授与されるものとします。支部からの応募本数制限を外して可能性の拡大を行い、大賞は各分野の優秀賞の中から選ばれます。
テレビ部門に関しては、従来テレビ放送を目的として制作された作品を対象としておりましたが、近年のメディアの発展を考慮し放送番組からスピンオフされた配信作品などにも門戸を広げ、新たに「メディア展開された関連コンテンツ等」を追加しました。
これらの変更によりそれぞれの分野から優れた作品が多数応募され、認知されることで、 業界全体の意識・スキルの向上にもつながることを期待します。
4. Web上に正会員の皆さま向けのフォーラムを設け、ひとりでは解決が難しい問題に対して複数の視点から助言が得られる“気軽でスピーディーな解決窓口“として活用していきます。正会員が書き込んだテーマに対して詳しい人や興味をもっている人が解決のヒントを書き込んでくれる場になることを期待しています。 問題解決のスピードが飛躍的に向上し、 業務効率化と継続的な改善を促進します。
5. 執行理事会にDX推進室を設け、会員の皆さまへのサービスと支部や委員会の業務効率化や働き方の改善を目指し、デジタル化による包括的な刷新を図ります。
日本照明家協会の意義は、照明家の立ち位置を明確にし、 照明家としてのモチベーションを支え、魅力あふれる仕事に希望をもって、文化・芸術・エンターテインメントのさらなる発展に貢献できる環境を作っていくことです。会員・賛助会員各社の皆さまにはそのための改革にご理解・ご協力をいただいておりますことに感謝いたします。
今後も、皆さまとともに歩みながら、より良い方向へと進化していけるよう努めてまいります。
引き続き、温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。